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特集:身近な器に花を飾ろう

うららかな春の日差しの中、色とりどりの花が咲く季節がやってきました。部屋の中にも花を飾って、春の訪れを楽しみましょう。 プランツスタイリストの井出綾さんに、気どらない花アレンジを伺いました。 花瓶ではなくグラスやぐいのみなどお気に入りの器に生けると、型に縛られず自由に楽しむことができますよ!

井出 綾さん
広告、雑誌、自宅でのアレンジレッスン“花あわせ”など、暮らしの花を楽しむ提案を多方面で展開。著書「花とまいにち」(主婦と生活社)など。
その日の気分を大切に花を生ける楽しみ

日常で使っている器に気軽に生ける 「春だから、さりげなく花を飾りたい!」そんな願いに、「植物は私たちの生活になくてはならない、身近な存在。だから日常で使っている器に気軽に生けるといいですよ」と井出さん。
グラスやぐいのみ、マグカップ…どんなものも井出さんは、花器に変身させてしまいます。「普段使っている器って、自然と好みのテイストのものが集まりますよね。花瓶よりも好きな器に生けたほうが、部屋にもしっくりなじむでしょ?」
仕事では華やかな花を生けることが多い井出さん。でも、プライベートでは、どこにでもある素朴な花を、型にはめずに生けるのが好きなんだそうです。
そんな井出さんが「春に飾るならこれ!」とワイングラスに淡いピンクのチューリップとワスレナ草をふわっと生けてくれました(右上写真)。
「ピンクでまとめた中に差し色の紫をちょこっときかせる、7対3ぐらいの割合がちょうどいいかな。それと、グラスなどの透明な器には、茎の部分の葉を適度に取り除いて、透明感を保つのがコツです」

生けるときのポイントはもちろんありますが、いちばん大切なのは、その日の気分といいます。花は楽しむものだから、「今日はこの器にこの花を生けたい、そんな気持ちに素直になるといいと思います」

キンセンカ・ムシカリ ざる

赤とオレンジのキンセンカで温もりのある花かごに!

ざるは口が広くて浅いので、キンセンカは思い切って短くします。そのぶん、ムシカリの葉や枝は長くして遊ばせると動きがでていいですよ。
また、布をしくと花がやわらかい雰囲気になるのでおすすめです。ここでは小さい陶器を中に入れて生けていますが、ざるに隠れるぐらいの高さであれば、プリンの容器やコップなど何でもOKです。

スイセン グラス

スイセンと小石で清楚な春の庭を演出

グラスに小石を入れてスイセンを生ければ、清楚で涼しげな雰囲気に。スイセンを短く切るとバラバラに分かれてしまうので、きれいな花と葉を選んで組み合わせています。土から生えているような自然な感じに生けましょう。
スイセンの代わりに1輪のスズランなどでも似合います。
空き缶や空き瓶を利用して、花器を手作り 手作り花器に生ける

もともとオリーブが入っていた空き缶で花器を手作りしてみました。花柄の布を貼り、布の切れ端部分をレースのリボンで隠すだけ。ラナンキュラスとアイビーがとっても春らしくなります。
布は使わずにリボンだけを巻いたり、空き瓶だったら編んだひもを巻きつけたりと、アレンジはお好みで。
空き缶や空き瓶を利用して、花器を手作りしてみませんか?
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