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洋裁好きの母を見て育ったという平野さん。「刺し子も、母がよく楽しそうにやっていました。白地の晒しに赤い糸の麻の葉柄が、とても爽やかで。本格的な手芸は無理だけど、これぐらいなら気楽にできそうだと思ってはじめたのが15年前ぐらいです」
それ以来、大好きな「麻の葉」柄のほか、曲線が美しい「分銅つなぎ」や円が重なり合った「七宝つなぎ」など、大小さまざま、色とりどりの刺し子のふきんをつぎつぎに作成。
「縫っているときは、ここまできたらやめられない、と手縫いハイ=iランナーズハイ≠フ手縫い版)になります」。無心で縫っていて、ふと手を休めたとき縫い目を確認して「こんなに進んだんだ!」と実感する、その瞬間のうれしさは格別だそうです。
一針一針心をこめて縫ったふきんは、とてもいとおしいもの。できあがった後も使うたびにうれしい気持ちになるし、部屋に置いておくだけでもワクワクするといいます。
「小さいサイズのものは、お茶の時間の台ふきとして手元に置いておくと便利でかわいい。大きめのものは、お弁当包みにしたり、トーストを包んで冷めないようにしたり、おひつにかけたりしています」。
洗濯するたびに味や風合いがでてくるので、使いたおしていく楽しさもあるそうです。毎日の食卓に、まずは1枚、作ってみてはいかがでしょうか。
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