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特集:春うらら 野の草花で押し花づくり
スミレやタンポポ、カラスノエンドウといった、春の野の草花で押し花をつくってみませんか? できた押し花はしおりにしたり、額に飾ったりしてみればさらに楽しさが広がります。
押し花研究家の柳川昌子さんと一緒に、身近な材料を使った押し花づくりに挑戦してみましょう。
柳川 昌子(やながわ まさこ)さん : 押し花研究家。フラワーデザインや生け花の指導をしながら1969年に渡米。帰国後に押し花の研究を始める。現在、柳川おし花学園主宰、NHK文化センターなどで指導する。著書に『押し花レッスン〜作る・飾る・楽しむ〜』ほか。
春の草花の押し花飾り。 自然の営みの素晴らしさを 心のパレットにのせましょう 柳川昌子さんの押し花づくりは、自然のままのきれいな発色が特徴です。
40年近く押し花を研究してきた柳川さんの作品は、立体感のある油絵のように見えます。押し花というパーツを使って絵を描くように作品にしていくそうです。でも、押し花づくりに初めて挑戦する人には、「『この花がなくては!』と堅苦しく考えずに、何でも使ってみようという気軽な気持ちで取り組んでみて」とアドバイスをしてくださいました。


「都会暮らしなら、ベランダの鉢植えやいただきものの花束を活用してみる、ときには道端でひっそりと咲いている草花と仲良くしてみるのも楽しい経験ですよ」と柳川さん。雑草の一つひとつも、それぞれ個性のある形をしています。「邪険にされがちな雑草も、私たち押し花をつくる人間にとっては宝物みたいなものなんですよ」と目を輝かせます。
「新鮮な花でつくった押し花を台紙に貼れば、作品全体に奥ゆきや立体感を出せます」。押し花づくりは私たちにたくさんのことを気づかせてくれます。
美しい押し花の作り方
摘み取った草花は早めに水分を抜ききることが大切です。ただ押すだけでも押し花の楽しみは十分味わえますが、もし手に入ればシリカゲルを使った乾燥法を試してみましょう(シリカゲルはホームセンターの園芸コーナーや薬局で600g入りが1000円ぐらいで購入できます)。自然のままのきれいな色に仕上がります。

重石(2、3kgくらい)は辞書や電話帳、漬物石などを活用しましょう。ウレタンフォームは果物や陶器を包むクッション性のある素材で、手芸店でも販売しています。なければティッシュを何枚か重ねて代用できます。
押し花づくりに使うもの
太めの茎は縦に2つ割りにします 花をティッシュの上に置きます 厚紙で挟み、ゴムなどで縛ります シリカゲルを入れた封筒をビニールの袋に入れ、袋の空気を抜き、上から重石を乗せます
水分を抜きやすいように、太めの茎は縦に2つ割りにします。 花をティッシュの上に置きます。「ウレタンフォーム(またはティッシュを何枚か重ねたもの)→ティッシュ→花→ティッシュ→ウレタンフォーム」の順に重ねていきます(花は必ずティッシュに挟まれるようにします)。 Aを2枚の厚紙で挟み、幅の広いゴムなどできっちりと縛ります。 Bとシリカゲルを入れた封筒をビニール袋に入れます。袋の中の空気を抜いてジッパーを閉め、上から重石を載せます。
2、3日したら、出来上がり!
押し花飾りをつくりましょう
接着剤をつけて台紙に貼っていきます。額飾りに、カードやしおりに、アレンジもさまざま。

接着剤を少しずつ茎につけていきます 野に咲いている状態を再現します クリアテープで密封し、空気に触れないようにすることが長持ちさせる秘訣です
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