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特集:ひんやりつるり 自家製甘味で夏を楽しむ
子どもの頃から、甘味処の味と雰囲気が大好きだったという酒井礼子さん。
好きが高じて自分のお店を持ったこともあるそうです。
酒井さんおすすめのひんやりデザートで、涼を呼んでみませんか。
酒井 礼子(さかい れいこ)さん : シンク・クリエイター。幼いころから料理好きで、30歳を機に菓子づくりを学ぶ。独自の発想で生んだ“汁菓子”が評判に。2003年よりNHK『きょうの料理』に出演。著書には『和のティータイム』、『酒井礼子のなごみ菓子』などがある。
ひんやりデザート
酒井礼子さん 「私にとっての甘味屋さんは、外食しても親に叱られない唯一の場所でした。おばあちゃんが白玉を練ったり、あんこを炊いたりしている、三軒隣のお店へ、かき氷を食べに行くのが楽しみでしたね。いつもは、氷あずきかイチゴミルクなんですけど、ちょっと多めにお小遣いをもらったときは、思い切って宇治金時を頼むんです」

酒井さんは、その店ならではの甘味を味わいながら、みんなでおしゃべりして過ごす雰囲気が大好きでした。
「話の輪が広がり、コミュニケーションのきっかけとなる甘味処は、日本の喫茶店のルーツだと思うんです。今ではコーヒーが主流ですし、あんみつを食べられる喫茶店はあっても、手づくりする本物の甘味処は少なくなりました」
人の手のぬくもりを感じる昔ながらの味わいで、ほっとひと息つける甘味。日本の古き良き伝統を伝えたくて、誰でも簡単にできる甘味デザートを考案し、広めようと思いたったそうです。

「甘味は、あっさりとしていて、すぐにこなれるため、食事の前でも後でも負担にならならないのが魅力」と、酒井さん。ひと手間かけて手づくりすれば、おいしさも楽しさも、さらにアップします。五感を刺激する見た目や香り、優しい手ざわりに、出来上がりを待つワクワク感……。季節を演出する器のひと工夫も、楽しいエッセンスです。
甘味デザートで、夏のひとときをゆったり過ごす。伝統の味わいが、爽やかな風を届けてくれます。
ひんやりデザートの作り方
ほうじ茶プリン 枝豆のくず流し プチトマトのシャーベット グレープフルーツの寒天ゼリー
〜〜〜〜〜 材  料 〜〜〜〜〜
 ほうじ茶の葉……5g
 牛乳……1カップ
 グラニュー糖……大さじ1杯
 卵……1個(M玉)
 黒みつ……適宜
〜〜〜〜〜 材  料 〜〜〜〜〜
 枝豆(さや付き)
  …………120g(正味60g)
 本くず粉……15g
 水……200ml
 グラニュー糖……30g
 枝豆(飾り用 塩ゆでしたもの)
  …………2〜3粒
〜〜〜〜〜 材  料 〜〜〜〜〜
 プチトマト……250g
 グラニュー糖……30g
 レモン汁……大さじ1/2
〜〜〜〜〜 材  料 〜〜〜〜〜
 グレープフルーツ果汁
  …………300ml
 粉寒天……2g
 水……100ml
 グラニュー糖……大さじ2杯
 グレープフルーツ果肉…1個分
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜
(1) 沸騰させた牛乳にほうじ茶を加え、香りをうつす。
(2) 茶葉を取り除いた(1)にグラニュー糖を加えて冷ます。
(3) 卵を泡立て器で切るように混ぜ、(2)を合わせる。
(4) こしながら耐熱器に注ぎ、弱火で12分程度蒸したら、冷蔵庫で冷やす。
(5) 食べる前に、お好みで黒みつをかけて出来上がり。
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜
(1) ゆでた枝豆と水100mlをミキサーにかけてジュース状にする。
(2) 本くず粉を残りの水で溶き、(2)とグラニュー糖を加えて鍋で煮ながら、かき混ぜる。
(3) 煮立った後、そのまま5分ほどかき混ぜ続ける。
(4) 弾力が出たら手早く耐熱器に注ぎ、氷水で冷やし固める。
(5) 食べるときに飾り用の枝豆をのせて出来上がり。
※砂糖を入れなければ、おつまみとしても楽しめる。
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜
(1) プチトマトは、ヘタを取り、切れ込みを入れてから湯むきする。
(2) すべての材料をミキサーにかけ、裏ごししてからバットに入れて冷凍庫へ。
(3) 固まりかけたら、フォークでかき混ぜる作業を2〜3回繰り返して出来上がり。
※プチトマトの代わりに、味の濃いフルーツトマトでも代用できる。
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜
(1) 粉寒天を水で煮溶かす。
(2) グラニュー糖を(1)に入れて、溶けたら果汁を少しずつ加える。
(3) 果肉をひと口大に切り、バットに並べて(2)を注ぐ。
(4) 冷やし固めてから器に盛って出来上がり。
※グレープフルーツの果肉をピンク、ホワイトの2色で盛り付けると、華やかさが増す。
笑顔を引き出す食卓 夏の工夫
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笑顔を引き出す食卓 夏の工夫 笑顔を引き出す食卓 夏の工夫 酒井さんは人を喜ばせるのが大好き。
ちょっとした小物で夏を演出します。
そら豆やスイカ、朝顔などの箸置きは、
食べものを運ぶ前から目を楽しませる仕掛け。
麻のコースターやランチョンマット、
夏らしい絵柄の陶器にガラス器、 竹製のスプーンが涼しげです。
「遠慮しないで使えるから」と、 手ぬぐいをナプキン代わりに。
使い込んで少し色あせた手ぬぐいは、
端を縫ってほつれを防いでありました。
笑顔を引き出す食卓 夏の工夫
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