![]() |
|
|
|
|
「私にとっての甘味屋さんは、外食しても親に叱られない唯一の場所でした。おばあちゃんが白玉を練ったり、あんこを炊いたりしている、三軒隣のお店へ、かき氷を食べに行くのが楽しみでしたね。いつもは、氷あずきかイチゴミルクなんですけど、ちょっと多めにお小遣いをもらったときは、思い切って宇治金時を頼むんです」酒井さんは、その店ならではの甘味を味わいながら、みんなでおしゃべりして過ごす雰囲気が大好きでした。 「話の輪が広がり、コミュニケーションのきっかけとなる甘味処は、日本の喫茶店のルーツだと思うんです。今ではコーヒーが主流ですし、あんみつを食べられる喫茶店はあっても、手づくりする本物の甘味処は少なくなりました」 人の手のぬくもりを感じる昔ながらの味わいで、ほっとひと息つける甘味。日本の古き良き伝統を伝えたくて、誰でも簡単にできる甘味デザートを考案し、広めようと思いたったそうです。 「甘味は、あっさりとしていて、すぐにこなれるため、食事の前でも後でも負担にならならないのが魅力」と、酒井さん。ひと手間かけて手づくりすれば、おいしさも楽しさも、さらにアップします。五感を刺激する見た目や香り、優しい手ざわりに、出来上がりを待つワクワク感……。季節を演出する器のひと工夫も、楽しいエッセンスです。 甘味デザートで、夏のひとときをゆったり過ごす。伝統の味わいが、爽やかな風を届けてくれます。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||||
|
〜〜〜〜〜 材 料 〜〜〜〜〜 ほうじ茶の葉……5g 牛乳……1カップ グラニュー糖……大さじ1杯 卵……1個(M玉) 黒みつ……適宜 |
〜〜〜〜〜 材 料 〜〜〜〜〜 枝豆(さや付き) …………120g(正味60g) 本くず粉……15g 水……200ml グラニュー糖……30g 枝豆(飾り用 塩ゆでしたもの) …………2〜3粒 |
〜〜〜〜〜 材 料 〜〜〜〜〜 プチトマト……250g グラニュー糖……30g レモン汁……大さじ1/2 |
〜〜〜〜〜 材 料 〜〜〜〜〜 グレープフルーツ果汁 …………300ml 粉寒天……2g 水……100ml グラニュー糖……大さじ2杯 グレープフルーツ果肉…1個分 |
|||||
|
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜 (1) 沸騰させた牛乳にほうじ茶を加え、香りをうつす。 (2) 茶葉を取り除いた(1)にグラニュー糖を加えて冷ます。 (3) 卵を泡立て器で切るように混ぜ、(2)を合わせる。 (4) こしながら耐熱器に注ぎ、弱火で12分程度蒸したら、冷蔵庫で冷やす。 (5) 食べる前に、お好みで黒みつをかけて出来上がり。 |
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜 (1) ゆでた枝豆と水100mlをミキサーにかけてジュース状にする。 (2) 本くず粉を残りの水で溶き、(2)とグラニュー糖を加えて鍋で煮ながら、かき混ぜる。 (3) 煮立った後、そのまま5分ほどかき混ぜ続ける。 (4) 弾力が出たら手早く耐熱器に注ぎ、氷水で冷やし固める。 (5) 食べるときに飾り用の枝豆をのせて出来上がり。 ※砂糖を入れなければ、おつまみとしても楽しめる。 |
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜 (1) プチトマトは、ヘタを取り、切れ込みを入れてから湯むきする。 (2) すべての材料をミキサーにかけ、裏ごししてからバットに入れて冷凍庫へ。 (3) 固まりかけたら、フォークでかき混ぜる作業を2〜3回繰り返して出来上がり。 ※プチトマトの代わりに、味の濃いフルーツトマトでも代用できる。 |
〜〜〜〜〜 つくり方 〜〜〜〜〜 (1) 粉寒天を水で煮溶かす。 (2) グラニュー糖を(1)に入れて、溶けたら果汁を少しずつ加える。 (3) 果肉をひと口大に切り、バットに並べて(2)を注ぐ。 (4) 冷やし固めてから器に盛って出来上がり。 ※グレープフルーツの果肉をピンク、ホワイトの2色で盛り付けると、華やかさが増す。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
![]() |
酒井さんは人を喜ばせるのが大好き。 ちょっとした小物で夏を演出します。 そら豆やスイカ、朝顔などの箸置きは、 食べものを運ぶ前から目を楽しませる仕掛け。 麻のコースターやランチョンマット、 夏らしい絵柄の陶器にガラス器、 竹製のスプーンが涼しげです。 「遠慮しないで使えるから」と、 手ぬぐいをナプキン代わりに。 使い込んで少し色あせた手ぬぐいは、 端を縫ってほつれを防いでありました。 |
![]() |
| >> バックナンバー |