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吉田さらささんと ぶらり寺社めぐり
神社やお寺は、お参りするだけでなく、その寺社の由来を知ることで地域の歴史につながる新たな発見の宝庫です。今回は、全国の寺社仏閣を旅する吉田さらささんと一緒に、寺社めぐりをしてみました。
吉田さらさ(よしださらさ)さん:お寺と仏教のおもしろさに目覚め、自らをテラタビスト(寺旅&仏教文化研究家)と称し、全国の寺社を旅している。著書に『お江戸寺町散歩』、『奈良寺あそび 仏像ばなし』などがある。また、総合情報サイトAll About(オールアバウト)にて「神社・寺めぐり」ガイドも務めている。
富岡八幡宮お参りをするだけではなく 周りにも目を向けてみよう
吉田さんと歩いたのは、富岡八幡宮や深川不動堂などの寺社がある東京の下町・深川。寺社を訪ねてみて、長年住んでいても知らなかった東京の意外な一面に気づかされたという吉田さん。愛用のカメラを片手に現れました。

「寺社は昔から地域に根付き、ご先祖さまも心癒やされてきた神聖な場所。歴史を知ることで、より親しめると思います」と、由来や昔の様子が記された看板を熱心に読みます。

「富岡八幡宮に相撲にまつわる碑があるのは、ここが江戸勧進相撲発祥の地で、昔、境内で相撲が行なわれていたからだそうです。かつては庶民の遊び場でもあったんですね。江戸時代も多くの人で賑わっていたのかしらと想像しながら観察すると、面白いですよ」

また、門前町散策も楽しみの一つ。
「近所でも、初めての場所でも、気の向くままに歩いて、わざと迷子になってみることもあります。道を尋ねたことがきっかけで、地元ならではの話が聞けたり、路地でかわいいネコに遭遇したりと、嬉しい出会いもあります」
ふらりとご近所の寺社へ足を運んでみませんか。
さらさ流 寺社の歩き方
由来を読む
昔の地図や寺社の由来、ご本尊の説明などを読む。ほんの少し想像力を働かせて、建立された当時の情景に思いを馳せてみる。
石碑や彫刻を見る石碑や彫刻を見る
見事な石碑や彫刻を観察。「40代でここから日本測量の旅に出発した伊能忠敬の人生に、私も何か通じるものがあるかも…」とポツリ。
カメラはメモ代わりカメラはメモ代わり
気になったものや、碑文などをカメラでパチリ(撮影禁止の場所でないことを、確認して)。写真に撮っておけば、メモする手間も省けて便利。

門前町のお菓子店にぶらりと立ち寄り、お店の主人としばしの歓談。「100年以上昔からあるお店なんですね。え!?ご主人は神輿会の会長さんなの?」こうした出会いからも、地域をより身近に楽しめるヒントがもらえるかも。

富岡八幡宮の力士手形 深川閻魔堂の巨大閻魔様 深川不動堂の御護摩修行
富岡八幡宮の力士手形
大相撲力士の手形・足型の碑。「見て!こんなに大きいの」実際に自分の手と比べてびっくり。
深川えんま堂の巨大えんま様
鮮やかな色彩の大きなえんま像は近くで見ると大迫力。賽銭を入れると、光や音が鳴り、えんま様の声が聞ける。
深川不動堂の御護摩修行
太鼓とお経が響きわたる御護摩修行に参加。護摩木という薪を焚きながら不動明王に祈ります。
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